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[コメント] 冬冬の夏休み(1984/台湾)

淡々としていて、斬新なところもなくて、
ユリノキマリ

なのに、どうしてこんなに「いい」んでしょう。

青々とした夏の田舎、頑固じいさん、ラジコンカーと交換した亀、ヘンな大人たちを覗き見る子供たち、冬冬の率直な手紙、どこを切ってもいとおしい作品です。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(や『フランスの想い出』)に似たところもあるけれど、やっぱり寒い北欧は冬、暑い台湾は夏が絵になりますねぇ。

ラストシーンで流れる「赤とんぼ」のメロディー、歌詞の内容を冷静に考えると合ってない気もしましたが、まあ、固いことは言いますまい。

(評価:★5)

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