[コメント] ハウルの動く城(2004/日)
巨匠が巨匠なりの方法論でこしらえた、フツーのラブロマンス。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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◆....というふうにワタシには思えました。見終わったヒトからは、「あの宮崎駿監督なんだから、まさかこれだけってこたぁないよな?きっとあのシーンにはこういうメッセージがあって、ここの設定はこんなメタファーが隠されてるはず。いや、隠れてないワケがない!」なんて分析、勘ぐりなどが飛び交っているものと思います。ですが、ワタシにはよくある恋愛映画、それ以上でも以下でもないように感じました。ジブリ、というより宮崎映画はもうそれだけでジャンルとして成立してしまっているので、老若男女それぞれ好きなジャンルの守備範囲違う人々が集って観ているわけです。中には面食らってしまう人もいるのはわからないではありません。ですがさらりと描くには監督自身ちょっとテレがあったのかもしれませんね。Pの意向もあるでしょうし。
◆ソフィーの若返り問題は、「心のありようが外見に現れる呪い」であるとワタシは得心しています。どこかの国の理由のわからない戦争も、現在の我々を取り巻く国際紛争のほとんどが同様ではないでしょうか?声優木村拓哉は、とりあえず本人の顔と声が分離していて思いの外よかったですが、じゃあどんな声だったかなぁと後から苦労しないと思い出しづらいように思いました。
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