[コメント] どついたるねん(1989/日)
露呈した脳へのフェティッシュな拘りは、いまだキャリアの頓挫を俯瞰できない消化不良に由来している。
挙措を作りこむほど台詞が言えなくなる美川が暗躍し、人の密度が過密な街頭と釣り合わない西成の人工空間に情意の方向性を見失った無念は、赤井と原田のどちらに尺を配分するのか最後まで混迷したあげく、試合に冷や水を浴びせながら彼らの場違いな恋愛劇へと誤爆する。
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