後半、インドでの戦いで像が出てくる戦闘はすごかった。が、冗長な展開に疲労を感じていた頃だったので、ガウガメラの戦い程興奮も出来ず、残虐なシーンに辟易した。

物語の展開が冗長に感じられたのは、アレキサンダー（コリン・ファレル） と言う人間がどういう人間なのか全く分からなかったから、私には。

やたら出てくる神話や英雄の話，両親への愛憎や孤独，母の呪縛，

アレキサンダー（コリン・ファレル） が物心つく頃には既にフィリッポス（ヴァル・キルマー） と、オリンピアス（アンジェリーナ・ジョリー） の仲は悪く、その原因も分からない，

数々の伏線はあるものの、最終的にはっきり分かる事は何も無い（仕方ないか）

それが３時間ともなるとちょっとね。。いくら壮大でも、壮大なシーンの連続だけや、結論の出ない伏線は退屈なだけ。

もう少し『トロイ』 の様に変化があったら良かったんだけど。

05.03.10@劇場／05.03.29　記述