[コメント] タッチ・オブ・スパイス(2003/ギリシャ=トルコ)
スパイスという着眼点は面白いものの、そこから話を広げ過ぎの感は否めない。それでも、いいシーンは随所にあった。[Bunkamuraル・シネマ2/SRD]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ファニスとサイメの会話が、少年時代のトルコ語から大人になって再会した後で英語になってしまうのが切ない。
「ことば」という共通のものを失ってしまった二人の溝が、あの会話から伝わってくる。そして、既に成長して大人になっている二人が共通言語を取り戻すのは不可能に近く、よって二人の溝はもう埋めることはできないということが分かる。
ギリシャとトルコの関係でいうと「失われた」ファニスとサイメの世代。しかし願わくば、その次の世代でこそは再びその溝を解消して共通言語を取り戻していてほしいところ。
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