[コメント] 小間使の日記(1963/仏=伊)
何だか訳がわからない。
…という感想は別に映画そのものに対してというわけでなく、この映画を観終わった私自身の中に残っている印象が、決してテーマ的なものではなくて、靴や足、それもジャンヌ・モローのふくらはぎや足首、太ももであったり、2匹のカタツムリが這いまわる幼女の足の画であるという点である。
加えて当時30代半ばに差し掛かろうとしていたジャンヌ・モロー自身の、これ以上いくと崩れてしまうギリギリの美貌の艶めかしさ。
正直、映画自体が面白かったかと言われれば自分の好みではなかったのだが、上記のような何だか訳がわからない印象をそれでもしっかりと残されてしまった自分は、ある意味ブニュエルの仕掛けた罠にしっかりとはまってしまっているかのようで恐いのも事実。
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