[コメント] フォーガットン(2004/米)
愛嬌があって好感度は良いですよ、好感度だけは。何が悪いって、あのバランスの悪さでしょう。どう考えてもズバコォーン!な脚本は真面目にやってるとは思えん。逆にアホ脚本に立ち向かうジュリアン・ムーアには女優魂を感じる始末。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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シャマランの足元にも及ばない駄作。
明らかに!!明らかに!!後半のトンデモネー展開が全てな作品である。これはもう意図的としか思えない。だからこそ、何に注目しろといえば、トンデモネー展開に尽きてしまう。んで、その出来はどうかと問われたら中途半端…。多くの人が思い抱くだろう『サイン』のようなトンデモな展開には全く及ばない。その辺が潔くないです。(ちなみに個人的にはサインは超傑作なのですが…)
危ない前評判と、オープニング以降、要所々々で使用される「空撮」が地球外生命体の予感(悪寒)を抱かせる。どんなスゴイ奴が待ち受けているんだ!と意気揚々としていたものの、「なんですかあなたは?」状態。伏線の張り方にしては酷すぎ、また面白くない。不気味さも無い。不覚にも「ズバコォーーーーン!!」には笑ってしまったが、正直それだけである。
題材がシビアなだけに腹が立つ。摩訶不思議な世界観があるからこそ後半のトンデモナイ展開が生きてくるはず。しかしこんな普通のドラマの中に盛り込んだだけでは不自然さしか残らなくなる。想像を絶するような、そんな空間が無いんだよ。
もうね、宇宙人のことには何も触れたくもない…。考えるだけ無駄無駄無駄。
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