[コメント] ライフ・イズ・ミラクル(2004/ユーゴスラビア=仏)
鉄道敷設に沸く山村を舞台にしたお得意の集団劇から、戦時下の家族ドラマ、個の恋愛ドラマへと収斂してゆく物語構成は、単に面白いというばかりでなく、作家エミール・クストリッツァの今後を占う上でも大変興味深い。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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前半部がやや緩いが、空帽のヒロインが登場してからは愛と嫉妬も絡まって、息をもつかせない。『地獄の黙示録』へのオマージュも垣間見れるがむしろ、あの世のペキンパ・深作・喜八にこそ、是非とも見て欲しい、そんな「青春映画」の佳作であった。
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