[コメント] 必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973/日)
小杉十五郎(林与一)というキャラがいい。浪々の身でありながら、“弱きを助け強きをくじく”のだ。目当ては体か?金か? 何か裏にあるのではと・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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昨今の映画に毒された私は“下衆の勘ぐり”で考えるのだが。 小杉(林与一)にはそう思わせないものがあり、その疑いは段々に消えて行く。彼は裏表のない正義の人なのだ。
こういうキャラは今はもう居ない。それが一因になっているのか、この映画全体も爽やかで明るい。殺しのシーンも真昼間だ。夜の暗い町並を首巻きをして足早に歩く中村主水が好きだったので、逆に強く印象に残ったのかもしれない。
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