[コメント] ローラーとバイオリン(1960/露)
学生時代の共同演出作『殺し屋』なども含めて初期のタルコフスキーは比較的オーソドックスな話法を志向しているが、非現実的イメージ偏重の姿勢も垣間見られる。原色のローラーや壁面に光が踊るテクニカラー仏映画のような画面。少年は約束を果たすこと能わず、想いを乗せた紙飛行機は届かない。幸福な幼年期の終わり。
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