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[コメント] 交渉人 真下正義(2005/日)

TV版「あぶない刑事」最終話をバージョンアップさせた様な感じ。本来TV等でハッタリキャラのユースケ(結構好き)を表情ひとつ変えさせずに日本初の交渉人ですと言われても面白くも何ともないが、逆に出演陣みんなが主役ですみたいな一丸となった雰囲気は、パニックものとして正解だろうね。
クワドラAS

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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まあ、大した交渉してねーじゃんなユースケを補って余りある他のキャラが本領発揮してる。特にバカヤローキャラの寺島が笑わせるしかっこいい。勘の鋭さも一つのポイントだった。ラスト木島が真下に「なんでお前途中で雲に爆弾積んでないって分かったんだ?」という問いかけがあり、その答えが「勘ですよ、木島さんと一緒で」っておいいいのかそんなテキトーで!、と一瞬思ったが、あそこでもう少し「さすが交渉人!」と思わせる答えが欲しかったなと思った同時に、まあ人間やっぱ最後は勘なのかね、とも思い、納得することにした。

ハリウッド映画に対抗しようとする熱気を画面からヒシヒシと感じるスピーディーでケレンみのあるカット割りは気持ちがいい。ノリのいい音楽も好み。犯人についてはああするしかなかったでしょ。まあ幽霊てことでね。

(評価:★3)

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