[コメント] スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005/米)
うちのテレビは21型4:3タイプ。DVDの16:9画面では人物が豆粒のようにちっちゃい。こうした環境下、私はシリーズを「エピソード1」から観始めました。1→2→4→5→6の順です。
前作エピソード2は、ファンの評価がシリーズ中で最も低い。マイケルジャクソンのお子様も「つまんない」って言ってました。でも私は好きです。きっと私はシリーズ自体に全く思い入れがないからでしょう。キャラクターにも萌えないし。
エピソード2の売り文句の一つは「ヨーダの俊敏な動き」ですが、上記の順番で観ていった私にとっては、むしろ旧作のヨーダを見た時にびっくりしました。UFOキャッチャーの景品かよと。
そんな私がどういうわけか、シリーズ最終作ではじめて映画館に行きました。ロードショーではなく、新文芸座の二本立てです。
すごく面白かった。スクリーンで映画を観ることがこんなに楽しいと思ったのは久しぶりです。それはたぶん、このシリーズにずっと付き合ってきた愛憎ある人たちが、いちばん最初に感じたことだろうと思います。
で、思うのです。この映画はスクリーンでのみ観るべき映画だと。DVDやビデオでは何の意味もない映画だと。ストーリーはスケールばかり大きくて中身スカスカだし、キャラクターの魅力もいまいち。この映画はただ一点、フライトシュミレーターとして面白い。それがいちばん堪能できるのは映画館です。
私のようなものからすると、次にジョージ・ルーカスにやって欲しいのは旧三部作のセルフリメイクです。ファンの反発は必至ですけど、乗り遅れた私としては、最新技術を駆使して作られた旧三部作を、今度こそ「映画館で」堪能したい、というのが新たなる希望です。
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