[コメント] バットマン ビギンズ(2005/米)
『ダークナイト』がいい意味でバットマン映画の肝はやはりジョーカーだと再認識させてくれたのと同様に、本作はまた違う意味でバットマン映画の肝はやはりジョーカーだと再認識させてくれた映画。
端的に言うと、悪の毒が足りない。その分、アクションシーンに色んな要素を詰め込み過ぎた。結果、緊張が薄れ冗長になってしまったのが残念。
ただ、ウェインがバットマンになる過程を描いた前半部分は本当に素晴らしいし、ノーラン監督が本作での反省を生かし、完璧以上の続編である『ダークナイト』を作り出したという点では、本作が作られた意味は非常に大きい。
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