[コメント] ヒトラー 最期の12日間(2004/独=伊=オーストリア)
戦争という状況の中でカリスマ性を持った指導者に従う大衆や側近の心理と狂気に溺れていく指導者の様子が見事に映されている人間ドラマとしても見ることができ面白い。
■ヒトラーの秘書を務めていた女性が書いた原作をもとにヒトラーがどのようにして死に向かっていったのか未だ残る謎に迫った力作。主演を務めたブルーノ・ガンツの演技力は迫り来るものがあった。
■野望にとりつかれ病的なまでに狂気に溺れていくヒトラーが死に向かっていく様子が周りの人間とうまく絡み合いながら描かれている。ヒトラーの映画というよりも、戦争という状況の中でカリスマ性を持った指導者に従う大衆や側近の心理と狂気に溺れていく指導者の様子が見事に映されている人間ドラマとしても見ることができ面白い。
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