コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] リンダ リンダ リンダ(2005/日)

“クールビューティー”という言葉は香椎由宇の為にある言葉だと思うな。
TO−Y

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画を見る時に心掛けていることがひとつ。それはその作品に対しての予備知識を極力入れないこと。んで、この「リンダ リンダ リンダ」確かにブルー・ハーツの曲に「リンダリンダ」があるのは知ってる。知ってるどころかブルハはライブにもよく見に行ったし高校の文化祭でコピーバンドのギターをやった。だけどまさかそのままなんて思わなんだ(笑)

本作品、ターゲットをどの世代に向けて製作されたのかよくわからない。30代?20代?10代?40代の前半ならギリギリあるけどそれ以上はない。どういった経緯でこういう話を作ろうと思ったのか特に知りたくもないがブルーハーツ好きの製作者が趣味で「ブルーハーツのコピーバンドを描いた話を作っちゃえ!ただ登場人物が男だと画面がもたないから女の子が演奏することにしよう!」と安直に考えた気がしてならない。

そしてどういう意図があってボーカルの娘を韓国の娘にしたのか?ということをずっと考えたけどもしブルーハーツが韓国でも人気が非常に高いグループではない限り、昨今の韓流ブームに乗って韓国側の人達も「この作品に出てくるバンドのボーカルの娘が実は韓国の留学生で・・・」という噂話が飛び交い韓国の方でも人気が出て・・・というのを狙ったというこれもまた安直な答えしか出ない。ブルーハーツの曲は国境を越えるってか?それはねぇな・・・

だって面白いか?ブルーハーツのコピーバンドは実はガールズグループでしかもボーカルの娘は韓国人!って。まぁ文章にしたらちょっと面白いな(笑)

タイトルの方も間違いだな。「リンダ リンダ リンダ」?確かに「リンダリンダ」はインパクトあるタイトルだが「終わらない歌」の方にするべきだった。

ラストであそこまでダレてた客が「リンダリンダ」を歌い始めた瞬間、一斉に狂喜乱舞(表現が古いな・・・)しだすなんて俺らリアルタイムの時代でもあそこまで盛り上がらんぞ。ライブハウスにあのバンドを見るのが目的で来てるお客さんの前ならいざ知らず・・・今の時代の子らがあそこまで盛り上がるとはいくら映画だとはいえウソくさい。非常にリアリティに欠ける三流の演出でした。

この作品を海外に持っていったら間違いなく日本の映画界だけではなくて「日本人はあんなリズムでROCKするのか?アンビリーバボー!」と日本国民全体の評価がガタ落ちになるに違いない。(あっブルハ好きですよ。ただそれとこれとは別)

「今の娘らがこういう事をやってくれたらうれしいのにな」という一部の人達の願望はかなえているかも知れないがそれ以上は何もない。演じているのは確かに10代の彼女達だがそれは映画の仕事でやっているだけで心底ブルーハーツのファンだってわけでもないわな。

(評価:★1)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)ボイス母[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。