[コメント] わが青春に悔なし(1946/日)
黒澤はとことん男性的な作家ですよ。
当時は婦人参政権の成立なんかがあって、女性映画は結構多かった(『大曽根家の朝』『わが恋は燃えぬ』)。男がとにかく元気がなかったから。黒澤自身もその中のひとりで、自分のアイデンティティをしっかりと掴みきれていなかったんでしょうね(それかあるいは会社の意向で不本意で作ったか)。原節子は大熱演だったが、今も昔もこんな女性はどう考えても居ないね。
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