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[コメント] 自由への闘い(1943/米)

易きに流れるゆるやかな諦観は「妥協」という言い訳となって人の心を浸食する。ドイツ軍に侵攻されたフランスのアイデンティティ危機を、無自覚な母の庇護のもとで無自覚に日々をやり過ごす中年教師の覚醒に仮託して自己回復をうながすルノワールの大衆啓蒙の巧み。
(★4 ぽんしゅう)

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