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自由への闘い (1943/)

This Land Is Mine

[Drama/War]
製作ジャン・ルノワール / ダドリー・ニコルズ
監督ジャン・ルノワール
脚本ダドリー・ニコルズ
撮影フランク・レッドマン
美術ウジェーヌ・ルリエ
音楽ロサー・パール
出演チャールズ・ロートン / モーリーン・オハラ / ジョージ・サンダース / ウォルター・スレザック / ケント・スミス
あらすじドイツ軍に占領された欧州の或る小さい都市が舞台。小学校の教諭ローリー(チャールズ=ロートン)は生徒たちにも馬鹿にされる臆病者。密かに同僚のマーティン女史(モーリン=オハラ)に想いを寄せる。占領を円滑に行おうとする独軍少佐の巧みな籠絡、尊敬するソレル教授やレジスタンスの抵抗、彼を溺愛する老母の狭間でローリーは動揺する。 [more] (死ぬまでシネマ)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5あゝ素晴らしい!圧倒的な大傑作だ。ヨーロッパのある国。銅像。一次大戦の記念碑。続いて市街地の縦構図が繋がれ、ドイツ軍が画面奥に現れる。トラックや戦車が奥から手前に来る。このカットで、本作全体の品質が分かる、というべき見事なカットだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★5あれほどパリやパリの郊外を自然と人間を境目なく描いたこの人が、黒光りする鉄兜や見事な構図のセットで造形された人と街を描く。やはり、この人は映画の神様なんだ。 [review] (動物園のクマ)[投票(2)]
★5冒頭ねこを小脇に抱えて階段を降りてくるチャールズ・ロートンを見ただけでなぜかもう涙腺が決壊。チャップリン独裁者』に対してさえ斜に構えずにいられない私ですらこのロートンの演説には参ってしまう。それはルノワールの重層的な演出のためだ。その一挙手一投足が映画を豊かにするロートンの偉大な演技のためだ。 (3819695)[投票(2)]
★4抗ナチスのレジスタンス映画としては、敵側の論理にも深く踏み込んでおり、善対悪の単純な図式にとどまらない多面的な描き方がなされている。それぞれの立場と言い分、そこから浮かび上がってくる人間の強さと弱さ。 [review] (太陽と戦慄)[投票(4)]
★4易きに流れるゆるやかな諦観は「妥協」という言い訳となって人の心を浸食する。ドイツ軍に侵攻されたフランスのアイデンティティ危機を、無自覚な母の庇護のもとで無自覚に日々をやり過ごす中年教師の覚醒に仮託して自己回復をうながすルノワールの大衆啓蒙の巧み。 (ぽんしゅう)[投票]
★3覚悟してからのチャールズ=ロートンの豹変は『生きる』の志村 喬に通じる名演技。独軍少佐の懐柔術は現代への大いなる警鐘となる。3.8点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
Ratings
5点5人*****
4点4人****
3点2人**
2点0人
1点0人
11人平均 ★4.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

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