[コメント] 生きる(1952/日)
斉藤さん、頑張ろうよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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葬儀の当初より、誰よりも渡辺さんを認めていた斉藤さん。葬儀にもかかわらず、渡辺さんを認めたがらない皆に憤りを感じ、熱く反論した斉藤さん。
皆で頑張って役所を変えようってなったときはそりゃ、嬉しそうだった。
でも、程よく裏切られる。いつもと変わらぬ現実の役所に無念がる。
でもね、渡辺さんが残した事はそうじゃないと思った。一人でも頑張んなきゃ。皆に憤る前に自分でまず頑張ってみようよ。公園作ってもらった住民達だってまずは自分たちで動いたからこその結果だと示してた。
ラスト、渡辺さんが残した公園を見つめる斉藤さん。違った意味で悲しかった。結局は一人では何も出来ない斉藤さんこそが、現実社会を映し出してるように思えた。
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