[コメント] 女の都(1980/仏=伊)
リメイクではなく、あくまでもフェリーニの都だ。
しかしながら老いを感じさせる。これは避けられない現実というものだろう。芸術家の晩年とはこのようなものなのだ。デヴィッド・リーン、黒澤明、チャップリンもそうかな。でもその老いに向かい合う者とフェリーニのように現実を直視しようとしない大うそつきと、それぞれの道があるというものか。この映画から衰退してゆくフェリーニもフェリーニというべきであろう。
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