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[コメント] 赤い谷間の決闘(1965/日)

渡哲也の位置づけがフラフラする構成に難点ありだが、それでも面白い。特に冒頭の西部劇的描写は絶好調だ。渡哲也がシベトロの駅に降り立ち、ホームに垂水悟郎深江章喜野呂圭介らの悪党面が待ち受ける。ここから続く格闘シーンは痛さがよく出ているし、ホームの移動撮影も格好いい。
ゑぎ

 また、町のボス-小沢栄太郎の女を演じる岩崎加根子が相変わらずいい雰囲気だ。彼女が経営するバーの装置と照明(黄色を強調した光)も異空間の演出として出色。ムーミン・パパ・高木均の珍しい悪役ぶりも一興。

(評価:★3)

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