[コメント] キング・コング(2005/ニュージーランド=米)
本作のアンとコングの描き方の一部始終に、監督の思い描く「男というもの」が他愛なく表現されていると思う。「見せたい絵」をもっと切り捨てれば(出し惜しみすれば)きっと生まれたであろう「贅沢な一時」が惜しまれる。なにせ過剰。
余談です。デヴィッド・リンチ、デヴィッド・クローネンバーグ、そしてピーター・ジャクソンらに大モテのナオミ・ワッツ。何かちょっとB級な美人顔っていうのが、ゲテモノ大好き変態アート系監督にとっては理想のヒロイン顔ってことなんでしょうか? それとも「売れない女優役」だけど作品での位置はヒロイン、という役は、彼女の「整いすぎて華がない美人顔」の右に出るものがないのかも(<私は結構タイプです…)。
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