[コメント] ロゴパグ(1963/伊=仏)
四作全てが遊び心に溢れた作品。品の良さではジャン・リュック・ゴダールに一歩譲るが、総合的な出来としてはピエル・パオロ・パゾリーニが一人突出している。受難劇をネタに諧謔を弄し、自虐的ともいえる形で映画撮影現場を描く。画面は包容力に溢れており、鑑賞後は夏の暖かい日を身に浴びたような、そんな気分になった。
(田原木)
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