[コメント] ポビーとディンガン(2005/豪=英)
うーん、まいったなあ。この感動。この人間愛。こういう映画を見た後で、この社会に人間たちの憎しみがあることが不思議に思われてくるほど、この映画を見た観客はほぼ全員同じくすばらしい心の空間を共有したのではないだろうか、、。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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兄の視点から告げられる「ポビーとディンガン」のハナシ。最初は僕らも兄と同じく怪訝な感じにとらわれるのだが、映画の進行と共に捜索活動に入る時点においても別段違和感がなくなっており、家族と同様の気持ちを共有してしまっている、ことに気づく。
そのすがすがしいピュアさに開け広げられていく僕たちの心。
こういう映画の出現が現実にあったということは現代の奇跡だとも思うし、何よりこの映画に出会えたことそのものの喜び、至福を素直に評価したい。
誰にでも紹介したい稀有な映画だと思う。
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