[コメント] THE 有頂天ホテル(2005/日)
とにかく笑えた!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ハシが転がっているのを見て笑ってしまう年頃の女の子の様に、伊東四朗が画面に現れるだけで笑う。だいたい白塗りに憧れていたという動機でああはならないだろうと言うのがマジ突っ込みだけど、とにかくアレは反則。オダギリジョーの「お約束」の書道でも、少しでもおかしい要素があれば伊東四朗誘爆でクスクス。しばらくは思い出し笑いしそうだ。
まあ映画ならではのキャスティング。「映画にする程の話か?」との意見もありそうだけど、映画予算でないと作れない顔ぶれだろう。
ただ、ここまでうまく絡ませたのなら、お涙の方も欲しかった。やはり「お笑い」は分散出来るけど、「お涙」の分散は無理。自殺しようとする政治家を止めたり、他人の愛人問題に首を突っ込んだりと何気に「涙ポロリ部門」は松たか子がまかされていたみたいなので、もう少し濃厚にすれば良かったと思う。三谷氏は泣かす話も書ける人だしね。その辺がマイナスで4点。監督の次回作が楽しみである。
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