・・・と、思っちゃうんだろうな。プロデューサーが。

これ、脚本の段階では、結構面白そうな話に思える気がする。「ありえない度」なんて関係ない。同じくらいありえなくても、面白い映画はいくらでもある。そんなことが気になっちゃうのは、演出が悪い証拠じゃないか。

だってこの監督、何にも創造的な仕事をしていない。予算を使いすぎず、時間をかけすぎず、そつなくまとめました、という以上の仕事はしていない。というか、人選の段階からしてそういう位置づけなんだろう。

かくして、プロデューサーが監督にまともな仕事をさせず、四の五の言われずに好きにやりたいジョディーがそれに乗った、というのがこの悲惨な事件の真相だろう！？

などと言いつつ、評判があまり良くないのに「ジョディーが出てるから」と言って観ちゃった立場としてはビミョーな気分ではある。もしかして、してやられたってことなのか？？？