[コメント] 夢(1990/日)
予想以上に、気持ちの悪い「夢」だった。ラストの「水車のある村」の世界に、少し救いがあったが、残念ながら、もう一度見たいと思うような「夢」ではなかった。
危惧や恐怖は現実的には良く見る「夢」だけにリアリティはあったが、気持ちの悪さしか残らなかった。クロサワが描きたかったテーマも今ひとつ伝わってこなかった。どの道、虚構の世界なのだから、もっとクロサワが見たいと思う理想の「夢」をオムニバス形式で描いた方が良かったのでは?とも思ったが、ストレートなテーマだけに難しいところだ。
個人的には、人が「夢」に求めるもの。例えば、究極的に気持ちの良い「夢」なんていうのが見たかったのだが・・・。
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