[コメント] SPIRIT(2006/香港=米)
なるほど『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが放浪してたのにはそんな訳があったのねと分かった気になった。
師の葬儀に参列するため、ブルース・リーが放浪先から帰還する。これが『ドラゴン怒りの鉄拳』の物語の初期設定。なぜ放浪したのか、放浪中に何をしていたのかは描かれない。だが要するに、リーは死んだ師の成り代わりだ。武闘中に人を殺めた師の隠遁と、そこからの復帰を象徴していたのだなと。
本作は、武闘アクションとしては水準以上の作品。充分楽しめる。中村獅童もわりと好演。ジェット・リーがいろいろ思い入れを込めて作った作品のようだが、それら以上のものは感じ取れなかった。
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