[コメント] ナイロビの蜂(2005/独=英)
真面目に丁寧に撮られているが、どうにも地味。数年後に振り返ってもレイチェル・ワイズの妊婦ヌードしか印象に残っていない可能性大。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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甲斐性なしの旦那が、正義の人である強き妻の非業の死に触発されるも、巨悪の前に無力感を見せ付けられるという悲劇の描き方は新しいが、対峙するのが貧民から搾取する巨大多国籍企業というこれまで何度も描かれてきた対象である点で妙味に欠け、劇映画としての強さという点ではやや物足りなさが残る。
カット割りが懲りすぎのきらいはあるが、セサル・チャルロネの撮影はなかなか素晴らしい。特に、リフレインされる飛行場での別れを捉えたオープニングシーンと殺害現場となる幻想的な湖の光景。
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