[コメント] 胡同〈フートン〉のひまわり(2005/香港=中国=オランダ)
中国史と一人っ子政策に関しての説明(理解)がないと、この父親へは批判的な観方しか出来ないかも知れない。
まぁ結局ぼくもこんな親はいやだけどね。胡同や什刹海公園のたたずまいはいいですね。北京五輪へ向けていま猛烈に古い建物を破壊しまくってますから、この映画は後に貴重な記録となるのでしょう。監督は父親の「敗北」を最後に見せ、「再生」を描いていますが、かといって息子を肯定している訳ではない。北京(中国)はいま凄まじい拝金主義の嵐が吹き荒れ、格差が広がっています。かつて「世界で一番成功した社会主義国」といわれた我が国=日本も、同じように格差社会へ突入しようとしています。
冬の北京は本当に寒い! あの湖で市民は椅子に坐りながら滑ってます。
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