[コメント] 胡同〈フートン〉のひまわり(2005/香港=中国=オランダ)
父と息子と人生上の葛藤、というと古今東西数ある映画の中でもテーマ的にも語り尽くされた感がある種類のものだろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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本作は中国の政治史、社会史を横軸に30年の二人の思いを見つめた物語である。それなりに見ごたえはあるが、父親の思いが余りに極端で、父親である僕でさえ気持ちを納得させられないまま映像は展開するので、少し距離感を持って見続けることになった。
特に息子の恋人が身ごもっていることを知り息子に内緒で中絶させてしまうなんて、もう人権蹂躙以外の何者でもなく、どんな理由があろうとも人間がやってはいけない種類のものだと思う。
で、感動ドラマであるものの、僕の気持ちは離れっぱなしだったので、どこをポイントにこの映画を見ればいいのか迷いながら見ていたわけでした。
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