たいていのモンスター映画では最初は小出しにして段々怪物の全貌が明らかになるのが多い（ジョーズとかトレマーズとか）が上映後ちょっとして唐突に姿を現す。この時点で他作品とは一線を画していると感じた。

それから上手く言えないが非常にシリアスな場面やここぞというときにギャグ的なシーンが挿入される。普通ならキメのシーンになるはずなのに「あれ？何でそうなるの？」とか「え？これ笑っていいの？」みたいに思うシーンが続々と出てくる。多分確信犯でやってるんだろが、これがツボとなり所々で爆笑。ラストも含めポン・ジュノという人はどこかひねくれた所があるような気がする。