[コメント] パビリオン山椒魚(2006/日)
キャラには結構魅力があったと思うけど、それを支える感性ってやつが欠如してる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オダギリジョーを主演に、どことなく脱力系のギャグ作品に仕上げた物語。
丁度2000年代はこういった脱力系ギャグ作品が邦画には結構多く、それを当て込んで作ったのだろうと思うのだが、この手の作品は、作り手の感性に多くを負っているため、その感性がはまれるかどうかで評価は大きく分かれるだろう。
そして少なくとも、私の好みには合わなかった。
こう言うのが好きな人もいるんだろうけど、それにしてもコメディ部分がどれも外し気味で、笑って良いもんなのかどうかも分からず。
根本的に笑えないコメディほど寂しいものは無い。
随所に結構面白いものもあるのはある。特に物語冒頭のオダギリジョーの茫洋としたキャラ作りは不思議な魅力があったし、個々のキャラの真面目なんだかふざけているんだか分からない造形は結構面白かった。ただ、それだけで引っ張るには難しすぎたか?
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