[コメント] トンマッコルへようこそ(2005/韓国)
楽しくて幸せな時間が
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ずっと続けばいいのにって見ていて思ったのですが、お話としてそれが続くわけがないということがやっぱり解るので、楽しそうなシーンを見ているのにとても切ない。
最初は張りつめていた兵士達の間の空気が、だんだんとほぐれて、お互いのことを知って笑えるようになっていく。なんだ、簡単にできるんじゃんって思うけど、現実はそう上手くいかない。 結局、ヨイルは死んでしまうし、兵士たちもみんな現実の戦争に帰るような形で命を落とす。 私は最初、予告編を見て、村を狙う爆撃機のことも、ポップコーンや猪のように、フィクション的な方法で回避すると思っていたので、思いの他現実的で(当たり前なんだけど)殺伐としたラストがずっしりと重く感じた。 そのくせ、みんな最後は凄くいい顔してるんだもの。 なんか凄く気分が沈んでしまうじゃないの。
ポップコーンの雪、交互に干された兵士達の服、はしゃぎながらソリで坂を滑り降りる、などなど、印象的で好きなシーンは多かったです。 そういうシーンは見ていて凄く幸せな気分になれました。
余談ですが、最初に頂いたチラシの、ヨイルが墜落した飛行機に座って空を見上げてるあの写真。あの綺麗さは尋常じゃない。
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