[コメント] 女は女である(1961/仏)
「恋愛」って、こういう些細な喧嘩やら仲直りやらの限りない積み重ねを生きる事なのだなぁと思う、しかし普通はそれだけを描いたのでは映画にならないだろうという気がするが、これはちゃんと映画になっている。しかもかわいい。監督の方法論の勝利か。
もちろん痴話喧嘩だけを描いたのではさすがに飽きてしまったろう。しかし、世界の情勢、それをある者は切実に感じ、ある者は対岸の火事としてしか感じていない、そういった同時代を見つめる視点があり、それに見返されるものとしての男女二人(三人?)の関係性がある。そんな手法が巧みだった。
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