今作は、ごく普通の女性の、ごく普通の生活をカメラで、こっそりと捕らえたようなタッチになっている。 自然光をなるべく使っているし、カメラアングルも素人臭い。

多分、わざとこのような作りになっているのだと思う。 それなりの年齢の女性のリアルな生活を出したかったのだろうと思う。 しかしながら、なぜか作ったような違和感があり、それが映画を平坦にしているように感じる。

製作、監督、撮影が男性なのだな。 女子の生活は、こんなもんじゃないぜ、と誰か言ってあげればいいのに。

内容に関しては、 神様の石が出てくるのですが、その石を大事にしている人物が、 この神様の石は、願いを叶えちゃうんだよねー（苦笑）みたく言っていて、 それが、ちょっと良かった。