[コメント] 7月24日通りのクリスマス(2006/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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妄想の中での恋愛しかしたことのない女性が現実の恋を・・・という過程のはず・・・なのですが、結局、私の知る限りの現実とは、まだまだかけ離れていまして。
たとえば、あんなCUTEな幼馴染みにあんなふうに熱烈に思いを告げられたら・・・。自分のことを本当に思ってくれているのか分からない憧れの王子様といつもそばにいてくれると力強く宣言する幼馴染みの彼。どちらを選ぶって言われたら、幼馴染みに傾くのが現実(?)
それから、最後に二人でリスボンへ行ってしまうっていうのも、やっぱりまだまだ妄想。私の知る現実はその時口だけであまーい言葉をささやいただけだったり、相手を喜ばせるための言葉だったりするんだけど、(あるいは、それまでに別れちゃってたりするんだけど)二人でリスボンまで行っちゃってるし!!最近仕事が減っているって言ってた奥田と公務員のサユリが!これって、実際に行ってるってことなんだよね?それとも、また妄想に戻ったってこと?
さらに、まだまだ私の知る恋愛とは違いすぎてて。なんか胸キュンな恋愛ってそういえば最近してないんですけど。この歳までくると、胸キュンなんてないって思うのが現実なんですけど。。。
なにより現実感がないのは、大沢たかおだったかもしれない。ハマリ役すぎて、最後まで王子様だった。現実の男になりきれてないよなぁ。そう思うのは、大沢たかおがタイプな私だけ?
中谷美紀と大沢たかおの二人でステップを踏むシーンは楽しげでかわいらしくてすきです。実際のデートで、私はあんなことしませんが。あの二人は可愛いし楽しそうって思いました。
あー、でも、久しぶりにこういう恋愛したいなー。できれば、大沢たかおのような人と。。。やばい、私も妄想の世界へ引きずり込まれそうだっっ。「のだめ」でも、独特のキャラを演じた上野樹里は、スマスマのビストロスマップでも同じ喋り方だった。彼女はきっとすでにアッチの世界の住人に違いない。
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