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[コメント] ディパーテッド(2006/米)

なんだかストレス抱えてる時にTVで観たら映画に癒された。スターがいっぱい出ていて脚本が面白い。これこそ映画の不可欠の条件だわなぁと改めて思った。どのスターも好演しているけど、やっぱりニコルソンの存在感は破格。あとディカプリオの人気の秘密がこの作品で、やっと解った。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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TVで映画の放送は多く在るけれど、この作品が流れてるのを観たら、素直に得した気分になれた。即ち、それだけ面白かったってこと。

キャスティングに至っても嬉しい限りのスターキャストだけどデイモンウォルバーグは、顔立ちがちょっと似ているのでボケーッと観てたりハリウッドに疎い人には混乱するかも。 事前情報なーにも知らずに観ていたので、てっきり主役はディカプリオだと思ってたので、俺様が主役だ!的・石原裕次郎を見守る様に観賞(謎)。 ゆえに終盤手前のディカプリオのラストに度肝を抜かれ、「死んじゃ嫌だぁ!正義が無くなるぅ」と思わず感情移入。

もう制作者の思うつぼでデイモンが憎たらしくて憎たらしくてしょうがなかった。そこへ来て、颯爽とクールにラストを決めるウォルバーグには「ブラボー!」と叫びたくなった。 なんか面白い映画無い?と聴かれて薦めても外さない作品だけど、ちょっとトイレに立ったりすると終盤ややこしい作品ではある。

デイモンディカプリオウォルバーグにとっては代表作になったが、ニコルソンにとっても改めて怪優健在を知らしめた作品ともなっている。 海外リメイク作品としてオスカーの作品賞と監督賞を初めて受賞しただけある説得力の在る作品となっている。

(評価:★4)

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