[コメント] ディパーテッド(2006/米)
人生ガチャに失敗した男たちの物語。98/100
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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死を急ぐようにわざわざ危険な任務についた2人の男。そして2人とも生まれた環境上そうするしかなかったという、人生ガチャに失敗した男たちの物語だ。刑事もマフィアもバレればdepartedになるというプロットを用意しておきながら緊迫感に欠ける展開だったが、テンポは良くディカプリオのガンバりが結局最後まで熱かったのが救い。他のキャストも奮闘してて満足でしたよ。
思えばスコセッシって、ガチのサスペンスっぽいのはケープ・フィアーくらい(タクドラはドラマなのでノーカン)なので、ハラハラドキドキを期待するだけ野暮だったのかも。そういう意味で初鑑賞の期待値に対する結果が日本でそんなに高くないのも納得かな。
互いの組織がネズミに気付く流れ、コステロの組織の大きさ、コリンの立場などやや分かりづらい点もあったがドラマと程よいサスペンスの融合を楽しめたので良かったです。オープニングタイトルにはシビレましたよ
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