[コメント] 人生は、奇跡の詩(2005/伊)
イラク戦争という現実的な舞台背景でありながら仕上がりは素敵な小品。一歩間違えると単に頭のおかしい人の話になってしまうところをギリギリのところで回避しているロベルト・ベニーニの凄さよ。[シャンテ・シネ3/SRD]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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1つだけ分からないのは、クライマックスでフアドが自殺してしまうこと。イスラームでは自殺は大罪のはずだが、それでもあえて自死を選ぶ理由は何だったのか。故国が戦場になり体制が倒れ、他国の占領下に置かれたことへの絶望か?とも思ったが…。
余談ながら、これを観た日がちょうどサダム・フセインの死刑が執行された日であった(帰宅して初めて知った)。これも何かの運命か。
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