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[コメント] ラッキーナンバー7(2006/米)

つじつまが合わず、それぞれの行動に説得力も無い、無理なパズルで観客を騙そうとするだけの三流のひどい脚本。その割には観られる映画になっているのは何故だろう?
ぐるぐる

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







役者の存在感、と言いたいところだけど、ちょっと違うかも。ルーシー・リューはかわいかったけど。

謎めかしたつもり洒落たつもりでその実切れ味の悪いセリフ+適度にメリハリの利いた画面+サクサクした編集+出しゃばらない音楽。その相乗効果で生まれる、なんとも生温い空気感が、案外心地良かった気がする。

しかし、邦題からして、もっと楽しくスカっとした映画をイメージしていたんだけど、結構陰惨な復讐譚でした。それにしても「負け犬は殺してもいい」なんて、どんだけ勝手な理屈なんだか。お話にしても、モラルなさ過ぎ。

(評価:★2)

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