[コメント] あるいは裏切りという名の犬(2004/仏)
派手な銃撃戦の一発の弾にいたるまで、一切の無駄がない。そのすべてを完璧にきめたフランス映画の傑作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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もうむちゃくちゃかっこいい。どのシーンをとっても、どの登場人物をとっても、身体中がしびれる。
「お前の様な男は裏社会では駐車場で頭を撃たれて死ぬ。」
「お前の様な男は裏社会では無視されるだけだ。」
まさに裏社会を知り尽くした警官という男たちのやりとりが一気にパリの暗黒街へと運んでくれる。
娘にキスをして窓から身を投げて口を割ることを拒む武器密売人。
ライバルを蹴落とした直後に妻から「夢はかなわない。立派な警官にはなれない。」と告げられるクランジェラール・ドパルデュー。
昔馴染の刑事を迎える元売春婦。
ほとんど語ることをせずただ為すべき事を為すレオダニエル・オートゥイユ。
そしてまさに思わぬ、あっといわせる結末。これこそフランスの映画だよなあと、うならせ、その魅力を心ゆくまで堪能できる。
さらに近来まれに見る邦題の素晴らしさ。見終わってみると、まさにぴったりのタイトルだから心に刻み込める。
(評価:)
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