[コメント] 幸せのちから(2006/米)
いかにもアメリカ人に受けそうな仕事奮闘物語。自分のような浪花節好きには肌が合いかねた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
夫婦の離婚や子供をどちらが養育するかの問題など、泣かせのポイントは多く存在するにもかかわらず、料理法は極めてドライな印象である。子供は引き裂かれた家族に、思い出したようにしか考えを馳せることはなく、父親は義務としての子供への奉仕以外では仕事に没頭している。それはそれでいいのだけれど、もっと家族を濃密に描いて欲しい、と無理な注文をつける自分は、やはり生粋の日本人なのであるなあ。
その他、コメディ的な要素は随所に散りばめられているが、主題が主題なので身につまされすぎて自分には笑えなかった。
ウィル・スミスは文字通り走り回り、転げまわって好演を見せている。息子のクリストファーも親を気遣う「いい子」を演じて愛らしい。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。