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[コメント] 守護神(2006/米)

人を殺す訓練より、人を助ける訓練がいいね。(4.8点)2007.2.17劇場
中世・日根野荘園

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







トップガン』『愛と青春の旅立ち』では、人を殺す訓練で競い合い、地元の女性が玉の輿をねらい。美人教官以外は、女性の地位もまだまだ低かったような気がします。『ザ・ダイバー』も海軍。

消防士の活躍といえば、『タワーリングインフェルノ』を思い出す。そして『バックドラフト』。『炎のメモリアル』『オーロラの彼方に』横道それそうな『コラテラルダメージ』など多数。最近の『ワールド・トレード・センター』は、湾岸警察ですが。 『救命士』は、ちょっと違うような。

さて、この映画の主役U.S.COAST GUARD(USCG)の活躍作品は?『パーフェクト・ストーム』で描かれていただけ。今回はその訓練機関Aスクール。

それが、2005年発生したハリケーン・カトリーナによってUSCGの活躍が広く知れ渡るようになったようです。(一部紹介HPや映画パンフレットより参考)

作中でも言っていましたが、「安い給料だ。しかし、人を助けるチャンスがある。」そんな職業をとりあげたことは、素晴らしいことだと思いました。

「助けられる人だけを助ける。無理なら、逝(い)かせてやれ」と言う悔やまないで受け入れる言葉が印象に残る。

また二人の女性が出てきますが、それぞれ当然(ふつう)として職を持ち、自律しています。20年ちょっと前との違いでしょうか?

ただし、私は同じ頃、ハリケーンカトリーナに関するドキュメンタリー映画『不都合な真実』を観ています。

今後、『守護神』達の活躍は、多くなるだろう。それは、『911』の真因と同じで、原因はアメリカ国内にある!。と私は思う。京都議定書を守れ!

最後は、なぜ、死なせたのだろう。団塊の世代が敬遠しそうだ。第2の人生を味あわせたい。これでは、武田信玄亡き後の2代目に見捨てられ死に場所を探す武将達ではないか!?(「長篠の戦い」が死に場所となった)

ところで、ケビンも、もう引退かな?ケビン・カムバック!!!!!!!!!!

最後にマイナスドット2は、一見『トップガン』に思わせたところ、しかし、思わせない努力も見えた。私には、『トップガン』とまったく異なる作品に見える。

2007.2.17劇場

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)死ぬまでシネマ[*] デナ uyo[*]

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