[コメント] パフューム ある人殺しの物語(2006/独=仏=スペイン)
前半にわくわくした分、後半で脱力した。不潔な街の様子が印象的で、そこが主な舞台になる前半は緊張感を持っていられた。綺麗なものを綺麗に撮った場面は間延びしたていた印象。一番の見せ場にもっと緊張感があればよかったと思うけど、安っぽいというか間が抜けているように見えた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前半は不潔な街の中で一つのいい匂いと出会うのも、きらびやかな香水屋をかいまみるのも、映像としての対比が面白かった。ストーリーの不満としては、自分の匂いがないってことと、他人の匂いに執着することの関係性をもっと掘り下げて欲しかった。あと、主人公と関わった人が意味もなくあっさり死ぬのは、何がしたいのかわからなかった。 処刑台の上でハンカチを振るシーンは撮り方によっては、もっと緊張感のある絵になったと思う。どっちにしろ、急展開というか超展開すぎて、微妙かもしれないけど。
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