[コメント] 海でのはなし。(2006/日)
何の脈絡もなく唐突に始まるドラマに違和感を感じる間もなく押し寄せる音、音、音に正直うんざり。
90分の内容が70分に凝縮されているのならいいのだが、やけに長く感じた70分だった。
この長い70分の映画にスピッツの曲を大音響で、しかもフルコーラスで何曲使えば気が済むというのだ。それも『アメリカン・グラフィティ』並みに自然な使い方ならまだしも、どうしてここで? と、まさに耳を疑いたくなるような使い方ばかり。
加えて言うならば、それらの曲が場面に合っているのならまだしも、どうしてここでこれ? 的なものばかり。ここまでくるとせっかくの名曲も雑音としか聞こえず、このような状況下でどのようなドラマが語られようと、それらは全て海の藻屑である。
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