[コメント] 善き人のためのソナタ(2006/独)
軽薄な大作映画と癖のある作家映画の二極分化にあって、EU発でこのような主流派エンタテイメントが出てくるのは嬉しいことだ。制作規模をハリウッド映画に喩えるならば、スタジオを手堅く儲けさせる中堅娯楽作に相当するだろうが、素材としての東ドイツはやはり自国の映画人によって語られるべきで、そうした作り手の熱意も感じられる秀作である。
(shiono)
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