とは言え、主役の子の絡む女子生徒（蓮物美沙子）とか中途半端な扱いだし、生まれながら体の弱い弟（鎗田晟裕）の病状が危険な状態になるのも何か唐突な展開だし、長編原作のエピソードを色々詰め込んでるんだろうなぁ、と思った。

その詰め込み方が下手では無いんだが「う〜ん、何かなぁ〜」と思ってたら、エンドロールで初めて知ったのだが、監督が滝田洋二郎。

一気に得心しました。なるほどね、と。笑

主演の林遣都は可愛いが、眉毛が凄い。喋り方・声は藤原竜也に激似。

準主役の山田健太は、奥山佳恵似。

弟役の鎗田晟裕は可愛らしいが、ナヨナヨし過ぎでオカマに見える。

ヒロイン？役の蓮佛美沙子は若い時の菅野美穂、つまりピーマンに似てる。

米谷真一、太賀が、なかなかのコメディエンヌ振り。

主役に嫉妬する上級生役の眼鏡の子（役者名不明）は、自らこの役を希望したなら末恐ろしい役者。

ライバル校の3年生を演じる二人（役者名不明）が、ブサイクじゃないのに類稀な位に気色悪くて、ある意味逸材。とりあえず中学生に見えない。

父親役の岸谷五朗は、TV版「愛の流刑地」なんてやらずに、こーゆーの演りなさい。 天海祐希は意外に母親役が似合ってて、新境地。

菅原文太はお爺ちゃん役なのに、無性に格好良い。