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[コメント] ボビー(2006/米)

日本人には兄ほど有名でない弟R・ケネディーの暗殺に至るホテルでの人間群像劇。現代におけるグランドホテル形式映画では秀逸なカメラ回し。多すぎる登場人物も分かりやすく気にならない。脚本、演出が手馴れているからだろう。好感が持てます。
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R・ケネディーの人となりがあまり知らないので画面からしか知る由もないが、フラットで自由過ぎ、体制派からは危険人物というのも伺える。

「アメリカは思想を受け入れないのではなく、変化を好まないのだ」というモノローグもなるほどとうならせる。これはアメリカだけのことではないような気もする。

22人のエピソードもラストの暗殺現場に集中力が高まりなかなかの迫力。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)IN4MATION[*] わっこ[*]

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