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[コメント] 主人公は僕だった(2006/米)

悲劇が喜劇と思える人、喜劇が悲劇と思える人、どっちだっていいじゃない。これはファンタジー!?いやいやシリアスドラマだよサスペンスだよetc…ま、そういうことだ。「作品」に感動するって何なのさ!?決して理屈っぽくないメッセージです。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







物事の捉え方を教えてくれる、丁寧なマニュアルみたいな作品。

という感想では理屈というより偏屈か…。この奇抜な展開を完璧に消化させなかったあたり、製作者の意図なのかどうかわからないものの、何か受け手の心情におまかせしているような感がある。1本の映画として、本当の結末(ハロルドとカレンがリンクしていた理由)を明かさなかったのはそのためではないか。

単純にハロルドとアンナの恋愛も素敵だった。色んな顔を併せ持つ作品でもあるな。

(評価:★4)

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